2009年9月29日火曜日

報道ニッポン G20主導によるこれからの世界

先日ピッツバーグで行われたG20と言われる先進国首脳会議ですが、一体どのような話になったのか、これは非常に気になっていたニュースでした。今回のG20では、リーマンショック以後の世界経済を巡って、非常に重要な合意があったのではないかと思います。例えば、G20という集まりを、国際経済協力を話し合う「第一の定例協議」という形で、非常に重要なポジションに位置付けた事があげられます。いままでは、欧米諸国を中心としたG8が世界における中心的な会議でしたが、こらからは、中国やインドなど新興国を加えたG20へ交代することになります。このことは、非常に大きな意義があるのではないかと思います。必然的に、世界における多様性を含んだ会議体になっていくのではないでしょうか。特に、金融政策における合意は重要です。銀行に自己資本を質、量両面で厚く積ませるという、新しいルールが提唱されています。これの実施目標は2012年の末となっています。金融機関における経営者に対して、過度のリスクを負わせないことがメインになっています。一部の経営者の暴走による、世界的なダメージを防ぐという事が合意されたのですから、これはリーマンショックの教訓が生かされた内容といえるかもしれません。


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