2009年9月6日日曜日

報道ニッポン|ゴーン社長が描く電気自動車への戦略

最近のエコブームの中で、もっとも注目を浴びているのが自動車業界ではないでしょうか。ハイブリッドカーに経営資源を投入するトヨタ、ホンダに対して、ゴーン社長率いる日産はどのような戦略を描いているのでしょうか。日産自動車は電気自動車を、エコカーの主役として今後の販売を拡大していく様です。なぜ、他のメーカーの様にハイブリッドカーではなく、電気自動車なのでしょうか。ハイブリッドカーは、原則ガソリンが必要です。一方、電気自動車はガソリンは使いません。どちらが究極のエコカーなのかといえば、電気自動車の方が優勢です。ただし、電気自動車にもネックがあります。一番の問題は価格です。製造コストの半分程度を占める、高額なリチウムイオン電池をどのようにコストダウンするかが、電気自動車の普及には避けて通れない問題です。この点について、日産自動車ではどのような対応をとっていくつもりなのでしょうか。リチウム電池については、リース方式によって、購入者の負担を軽減する事を考えているとも聞きますが、まだまだ解決すべき問題も多いようです。これからの新しい時代に向けて、ゴーン社長がどのような経営手腕を見せてくれるのか期待していきたいと思います。


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