2009年9月3日木曜日

報道ニッポン|時代を生きる企業のイノベーション

先日読んだ国際ジャーナルに、時代を生きる企業のイノベーションという記事がありました。この記事を読んで思い浮かんだのが、あのキリンとサントリーの合併のニュースです。キリンはビールで国内シェアナンバー1の企業で、サントリーも飲料メーカーとしては巨大な一流企業です。そのような企業がなぜ合併を考えているのでしょうか。新聞の記事によると、メジャーと呼ばれる世界的な企業と比較すると、まだまだ日本の企業では規模が小さいそうです。そのため、企業の国際的な競争力をつけるためには、もっともっと大きな企業となる必要があると、両社のトップが判断したのではないでしょうか。イノベーションという言葉は革新を意味しますが、頭では変わる必要性をわかっていても、人間は現状をなかなか変える事が難しいものです。特にうまくいっている時にはなおさらです。その様な観点から見ると、今回のキリンとサントリーの合併交渉については、企業のイノベーションとして、非常に勉強になるところがあるのではないでしょうか。このような大企業も生き残りを賭けて必死にビジネスに取り組んでいるのですから、中小企業もそれ以上の企業努力が必要なのではないかと考えました。


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