エビアンの今年のデザイナーズボトルはポール・スミスが手がけたんですね。今までに無いストライプ模様のデザインがとてもおしゃれです。以前エビアンはイヤーズボトルを出していて、独特のティアドロップ型の瓶が可愛いなあと思っていたのですが、2005年版でやめちゃってたんですね~。気がつかなかった。代わりに2008年版からデザイナーズボトルを始めて、これがコレクターが現れるくらい人気の商品になりました。2008年がクリスチャン・ラクロワ、2009年がジャン・ポール・ゴルチエときたらそりゃねえ。箱入りでめっちゃオシャレです。水にすごい付加価値がついてますが。。不況だからこそ、ものすごく安いものか、こういう本物志向の付加価値が高いものが売れているような気がします。報道ニッポンで「ファストファッション」が経済を押し上げるという記事が載ってましたが、ファストファッション=流行をイチ早く取り入れて安くてカジュアル、という図式ではなくて、消費者側からすると身近で(店舗数が多い、確実に買える定番アイテムがある)安くてオールマイティーというイメージの方が、合ってる感じです。実際、勝ち組のユニクロの商品は商品開発に5ヶ月くらいかけて作ってるものもあるくらいだし、何でも流行に早ければいいというわけでは無さそうですよね。品質、付加価値がついてこないと、安くても買わない。不況でみんな目が肥えてきてますもん。渋谷にオープンしたH&Mも、まだまだ109には敵わないみたいです。ギャルの聖地109という付加価値は強いですよ。渋谷をオトナの街にしようというキャンペーンが張られたこともありましたが、あれは違うと思いました。若者の街だから渋谷は面白いわけで、銀座になっちゃ意味が無い。それに渋谷駅前周辺から原宿くらいは若者だけど、表参道、松涛あたりはオトナだから、それでいいじゃないかと。渋谷からギャルたちを追い出したら、渋谷の付加価値はガクンと下がりますからね。ギャル上等!ですよ(笑)
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