2009年10月3日土曜日

報道ニッポン 家庭用燃料電池の新たな動き

これからの日本においては、環境に関係する産業が発展するのではないかと考えています。先日の鳩山首相の25%削減の発言も、そのような全体の流れを汲んでいるのではないかと思います。その中で、家庭用の燃料電池についても、これから有望な商品となっていくのではないかと思います。先日のニュースでは、新日本石油と京セラが、家庭用燃料電池を共同開発するという内容の発表がありました。特に、小型で発電効率の高い製品を開発していくそうです。使用されるところは、主に一戸建て住宅や、マンションになる見込みです。日本では、家庭用の燃料電池については世界的にリードしています。パナソニックや東芝も異なるタイプの製品を発売していますので、今後競争が激しくなることによって、大幅なコストダウンが実現すれば、一般への普及も加速していくのではないかと思います。いまのところ、新日石と京セラが開発する燃料電池の価格については未定ですが、120万円くらいを目標にするのではないかと考えられています。発電出力については、一般家庭の電力の約6割を賄える1キロワット級ですので、従来の電力に対して、大きな代替エネルギー装置にはなりそうな予感がします。


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