2009年8月29日土曜日

報道ニッポン|なぜオバマ大統領の支持率は低下しているのか?

アメリカにチェンジをもたらすために選ばれたオバマ大統領ですが、就任当時に比べると、その支持率はだいぶ悪化している模様です。オバマ大統領の最近の支持率は、全国規模の世論調査によると、50%台前半にまで落ち込んでいるという報道も最近ありました。これは何が原因なのでしょうか。オバマ大統領は、悪化する経済状況に対して様々な対策をとりましたが、これによっても、アメリカ経済の回復状況が思ったほどではないという事が大きな原因の一つの様です。また、医療保険改革の内容に対する不支持が、この急激な下落につながっているという見方も多くあります。元々アメリカは自分の身は自分で守るという考え方の強い国民性を持っています。それに対して民主党は、「大きな政府」と呼ばれる、政府によって弱者を救済する思想が強い政党です。日本では国民全員が健康保険に入っていますが、アメリカではそうではありません。確かに、アメリカにおける貧困層の医療状況を改善する事は、大変必要な事ではあると思いますが、一筋縄でいかないところが、オバマ大統領を悩ませている点ではないかと考えます。いずれにしても、今後のオバマ大統領による舵取りには、充分に注目していきたいと思います。



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