今月8月1日、平成18年6月期までの3年間の間、有料老人ホームを運営している「しまナーシングホーム」の関連会社トラストが、関東信越国税局の税務調査で約7億5千万円もの申告漏れを指摘されたことが分かったそうです!老人が増える現代の日本では、このような有料老人ホーム関連の脱税などのトラブルは増えていく予感はしますよね。トラストの場合、7億5千万円のうちの6億円が所得隠しで、結局追徴課税は2億円くらいと推測されているそうですが、トラストは追徴課税を不服として東京地裁に提訴中のようですね。一筋縄ではいかず、転んでもタダで起きないといった印象を受けますよね!関係者によれば、トラストは水戸市にある医療法人「大清会」に年4800万円の医療協力費を支払い、損金として計上していたそうですが、これは取引を円滑に進めるための交際費だということで国税局は申告漏れとしたようです。所得隠しの件については、しまナーシングホーム側にトラストが役務を提供したということで、委託料を計上していたようです。ところが、国税局が調べると、元従業員は「なにも託されていなかった」とコメント。この証言を証拠とし、トラストは委託をしていたという実態がないとしたようです。ちなみに、しまナーシングホームも平成17年9月期までの間の2年間に、約3千万円の申告漏れを指摘されて、追徴課税で約1千万円を支払うように言われているようですよ。
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