2009年7月30日木曜日

衆議院の選挙に向けて、政治関係のニュースも多くなっていますが、先日民主党からマニフェストが発表されましたね。マニフェストは、以前三重県の知事選挙で使われてから話題になり始めたようですが、選挙にあたり、当選後の公約を書面にして選挙民に公開するというものです。これによって、当選後もマニフェストの実行状況がわかりますので、政治家としては、自分の公約により責任を持つ事になります。一般的に、政治家の発言をマスコミが発表しますが、数ヶ月経つと忘れてしまう、とういうのがこれまでの日本政治だったと思います。単に政治家だけではなく、投票する側も、自分の判断について責任を持つためには、このマニフェストは良い方法ではないかと思います。投票者も、一時的な感情に左右されにくくなるという事でしょうか。日本の選挙は、組織票を以下にして集めるのか、という点が、当選のポイントであったかもしれませんが、より政策の中身を重視した選挙となるために、この様な方法を取り出したという点については、評価できるのではないかと思います。日本の議会制民主主義も、より成熟した形に進歩してきているのかもしれません。今後の動向に注目したいと思います。


国際ジャーナル報道ニッポン現代画報国際通信社報道通信社現代画報社