現代画報11月号に載っていた「ITボケ」の記事、あまり聞き慣れない言葉だったのでちょっと調べてみました。ITボケというのは、パソコンや携帯などのIT機器を四六時中使うことによって脳の機能が低下し、記憶障害などのボケ症状が出てくること。脳神経外科の医師の造語なんですね~。もう10年以上前からそんな症状の患者が出てきていたんだそうです。その筑山氏曰く、「ITに100%頼りきった生活をしていたら、半年ほどでITボケになる」そうですが、何しろその症例が恐い。仕事や用事は全てメール、人と会話することなくオフィスに篭りきって働いていたサラリーマンが、ある日電車の切符の買い方が分からなくなっていた、とか。我が身を振り返ってみると、毎日パソコンに向かって調べ事は大体ネットで済ませているし、文字を書くこともあまりない、携帯でメールしまくってるし、基本的に相手のメアドと電話番号は機械任せで覚えてない、うわー・・・やばいかも。。でも、家族が居るから救いはあるわ。毎日子どもの相手をしてるし、旦那とも話すし。その旦那もコンピューター関係の仕事してますが、漢字が咄嗟に出てこないことが多いと最近ぼやいてました。子どもに教えようにもお父さんがそれじゃマズイわな。一人暮らしの20代30代の人がボケ易いのは分かる気がします。仕事ばかりで自分の時間が持てない、友人ともなかなか遊べない、同僚とは反りが合わず・・となったら、生のコミュニケーションを取れるところがほとんど無くなりますものね。ITボケ対策はただ一つ、「人と交流する」ことだそうです。積極的に人と会話をすると結構脳ミソ使いますよね。相手の反応を見て、色んな角度から話題を広げていかないと、なかなか長く話すことは出来ないですからね。でも、そうやって考えて慮って、推測して想像して、人間は考える葦ですよ、コミュニケーションによってその脳を維持しているのかもしれませんよ。人は一人では生きていけないのだから。
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